いよいよ

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こんばんは、クリニック担当の李です。

今週だけ金曜日担当になります。よろしくお願いします。

あしたからいよいよ8月、夏真っ盛りですね。

しばらく天気には恵まれそうにないそうですがそのうち嫌でも暑くなりますよね。

ここのところ夏の暑さに関する話題ばかりお話してきたのできょうはちょっと違ったお話をしましょう。

最近テレビなどでよく使われている「ゲリラ豪雨」と言う言葉。

豪雨の時は雷や強い雨音など、犬にとっても強い刺激があります。

雷・豪雨に強い恐怖を示す症状を「雷雨恐怖症」と言います。

犬の行動学の分野ではれっきとした症状名がついています。

簡単に説明すると雷・豪雨の音に極度に恐れる状態のことです。

こういってしまうと多くのワンちゃんに当てはまると思います。

症状がひどいわんちゃんでは破壊行動なども出てしまいます。

当然「治療」を要する場合もあるのですが、問題行動の治療は基本的には行動療法と薬物療法の二つを併用する形が一般的です。

よくある間違った対応では・・・

・犬を落ち着かせようとする
・「よしよし〜、怖いねぇ〜」と同情するような態度をする

などではないでしょうか。

実はこれ、×なんです。

こういった飼い主の対応が帰って雷雨恐怖症を増強させる要因にもなります。

また、これは違う「恐怖症」でも同じことが言えます。

みなさんは怖がっているわんちゃんに「大丈夫だよー」と言ってませんか?






*上記の内容はあくまでも一例であります。実際の行動療法にはそれぞれの状況にあわせた多様なものが求められます。ご心配の方は一度ご相談ください。
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