4年に一度の・・・

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こんばんは、クリニック担当の李です。

今日は4年に一度の・・・もちろんうるう年ですが、他にもニンニクの日だとか富士急の日だとかもあるそうですね。

いずれにしても今日で2月はおわり。

3月になるといよいよ狂犬病の予防注射のスタートです。



これを読んでらっしゃる方はもちろん毎年受けていらっしゃると思います。

しかし、狂犬病予防注射の接種率はここ20年で急激に減少してしまっています。

日本では狂犬病は半世紀以上犬で発生していません。

そういったことから多くの人が狂犬病を「撲滅された過去の病気」と間違った認識でいる様に感じます。

実際日本と同じような境遇であった台湾が数年前に狂犬病が野生動物に発生していることがわかり、ニュースになりました。

毎年アジアを含め世界中で多くの方が狂犬病で亡くなっています。

ここ10年でも海外で犬に噛まれて日本に帰国した人が、国内で狂犬病を発症し亡くなった例もあります。

なぜ狂犬病の予防接種だけが唯一飼い主に義務付けられたものなのか?その意味はとても大きなものがあります。

もし、周りに「えー狂犬病の注射?もう日本にない病気なんでしょ?うちの子ほとんど外に出さないから・・・」といった理由で接種をしない人がいたらしっかりと狂犬病の怖さを教えてあげてください。

世界の狂犬病発生件数やその恐ろしさはネットで調べればいくらでも出てきます。

皆さんも改めて知ってください。
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